1/35 MarderⅡ (タミヤ)③ 塗装編

ようやく塗装に進めます。年明けからは年度末に向けて怒濤の仕事量で、先月は休めたのが三日間でした。帰ってきたら疲れ果てて寝るだけという毎日で、もうプラモも出来ないかなぁ〜って落ち込んじゃうくらい仕事が多くて…。多くて、多くて、精神病みそうなくらいに責任も重たいし。
おっと、で、緊急避難的に金曜日から休ませてもらって寝て寝て寝まくって、意識が遠くなるほどぼんやりして、そしたらなんかプラモしたくなって、娘との約束を思い出したというわけです。1枚目の画像は超音波洗浄器での洗浄で、これを買ってからは洗いの作業がことの外楽になりました。で、2枚目は自家製乾燥ボックスです。密閉できるクーラーボックスに押し入れ用の乾燥剤を2つ放り込んでます。洗ったものを軽く水切りして一昼夜入れておくだけで、ほぼ完璧に乾燥させてくれます。
マーダーⅡはダークイエローが基本ですが、娘の希望はジャーマングレーの冬季迷彩なので。マーダーⅢではよく見かけるシチュエーションですが、彼女はマーダーⅡが良いのだとか。で、架空の車両にするならエンブレムも髭のおじさんではなくて、なんかカッコいい女子好みのするものにと思い、飛行機から持ってきました。黒から立ち上げてジャーマングレーで塗っていますが、ほとんど真っ黒です。
キルマークは娘の歳の数にしています。WOTに興じる13歳。育て方を間違えたようですが、今更なので、できるコトをしてあげようと思って作ってます。
ココで、以前からやってみたかったヘアスプレーによる剥がし塗装にチャレンジです。決して練習台にしてる訳ではありません。笑。このために買っておいたスーパーハードをタップリと塗りつけます。30分もあれば乾きますので、その後にアクリル塗料のフラットホワイトを吹きつけます。
可能な限り細く吹いて、現地の兵隊さんが缶スプレーでプシュプシュした雰囲気を目指しましたが、考証的にはハケ塗りなんでしょうね。ハケもいいなぁ。でも、今回は時間が限られているのでエアブラシでやっちゃってます。
1時間もすればアクリル塗料は乾くので、ハケタイプの筆に水をひたひたに含ませて塗面を擦っていきます。艶消しのアクリル塗料は水が止まりやすいので、そのままコシュコシュと擦ってあげると、だんだん角から剥がれてきます。様子を見ながら力の入れ方や方向を工夫して、思うがままに剥がしていきます。
でも、そのままだと地色との差が激しいので、ウェザリングカラーのマルチホワイトとタミヤのパステルのスノーホワイトで馴染ませます。白色なので、泥やサビ系の汚しも映えますね。大人になってから作ったAFVは結構ありますが、塗装まで進められたのは3両目。色を塗るってホントに楽しいですね。