1/100 FAエルガイムMKⅡ (バンダイ)
プラモ好きな少年なら、当時は誰もがこのキットに憧れたことでしょう。金属やラバーパーツがふんだんに使われた「重戦記エルガイム」(1984年2月4日放映開始)に登場するヘビーメタルと呼ばれるロボットのフルアクションを売りにした高額キットです。再販もあったりして、今でも中古屋さんなどで安価に入手できますが、なかなか手間のかかる旧キットなので、完成まで持っていくのは一苦労でした。
ことの始まりは大阪の友達、JHOSEさんが、まんだらけグランドカオスにてオージェのキットを購入したこと。JHOSEさんが欲しそうだったので、僕も買っちゃえ〜、と背中を押してあげてました。
その時、私はブッシュマンとプロマキスジーを購入していました。酒の勢いもあって、その時は盛り上がりましたが、JHOSEさんがまさかコレを作ってくるとは思わなかったのです。
あ、これは僕の大好きな串カツのヨネヤさん。カリカリでふわふわでトロトロなんです。
で、しばらく経った頃に、JHOSEさんから塗装前のオージェを見せてもらいました。デカイしかっこいいしで、欲しくなるほど。静岡の展示会も迫っていたので、私はマーク2をその場でポチっと買いました。でも、主役のエルガイムが居ないので、確かTNCのHIDE00さんが作りかけで放置してたはず…。というJHOSEさんの記憶を頼りに巻き込んで行きました。
大ぶりですが工作はサクサクと進みます。関節が多いのでポーズを付けるのが下手な私にはうまくできません。なんか、膝から股関節にかけて関節が一つ多くてバランスが取りにくいんです。
しかも、またまたパーツ隠し妖怪に見込まれて、肩パーツが行方不明に。泣く泣くプラ版で再生します。このパーツは未だに出てきていません。
大阪に行くたびにJHOSEさんと飲んでたわけですが、コレはお寿司のお店。生ビールが付いて1000円。大阪最高です。
飲んで話して作って、飲んで話して作って、を何度か繰り返して、何とか作業は進みます。これがなかったら途中で投げ出してしまっていたかもしれません。
塗装も組み上げながらなので、結構めんどくさいです。最近はキワだけマスキングテープを使い、後はサランラップでぐるぐる巻きに。以外とこれでいけちゃいます。
基本の塗装が済んだところです。ヘビーメタルの素材がイマイチイメージできてないので、汚しにもなかなか進めません。
クリアのランナーをくりぬいて、瞳の部分に黒いランナーを埋め込んでいます。なかなか難しくてひび割れたりしましたが、何とかカタチにはなりました。
ランチャーのデカさといったら、超音波洗浄機に入らないほど。
どこかに一工夫したかったので、目を光らせる事が出来て満足。最近は3Vで光るLEDが安価で手に入るので電飾も難易度が下がりました。イカっぽい眼差し。笑
墨入れしたりして仕上げてます。股関節のMの刻印は何度見ても ダサっ と、思ってしまいます。
これはICなどを基盤に取り付ける時のパーツですが、エネルギーケーブルにぴったりでした。こちらも安価で手に入るので、ワンポイントとしてはお勧めです。私の記憶が確かなら、たしか、HIDE00さんに教えてもらいました。
デカールも控えめですが、こんな感じで完成となりました。首などにはPPのパーツが使われていて、プライマーZという強力なプライマーを使ったものの、やっぱり剥げてしまいました。シールドにはノーズアートクイーンがデカールになったものを貼りました。このデカールはいいんですけど、ロボット系だと貼る場所に苦労します。広い面積が必要なので、どうしてもシールドなどになってしまいます。
これくらい離れてみると、何となく良くできてるように見えてきます。
あ、忘れてました。と、いうのは嘘で、見て見ぬ振りのスパイラルフローです。いつか作ります。ええ、きっといつか。(≧∇≦)
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