1/72 ブッシュマン(タカラ)② 完結編

酒餅6のエントリーを酒餅4で完成させられなかったアーマードバルキリーからブッシュマンに変更してまで、締め切りに間に合わせたかったのですが、それも叶わず、せめて遅刻組にでも滑り込ませようと奮闘していた9月末。撮影に入れたのは10月1日の深夜でした。頭部の角度を調整しようと力が入った時、滑った指がキャノピーを何処かに弾きとばしました。普通は落ちる音がするので耳を澄ませます。音を聞けばだいたい場所が分かるからです。でも、音はしませんでした。探しても見つからず失意のどん底。そして日付は10月2日。50年間生きてきて最悪の誕生日を迎えたのでした。
とはいえ、このままにできるわけもなく、見えるところを塗り始めました。キャノピーを外した姿で何とかならないかと思ったからです。
付属のデカールも良くできてますが、白化してしていたのと、硬化していたので、縁が目立ってうまく密着させられませんでした。
そして、数日後、私のツイートを読んだざっしゅ。さんから救いの手が差し伸べられます。何と!持っているキットを提供してくださったのです。ヤフオクという手もあったのですが、酒餅の締め切りには間に合わなくなってしまうため、好意に甘えることにしました。
今度は慎重に作業を進めます。歳を重ねてから指先の油分が少ない様で、パーツが手からよく滑りおちます。
遅刻組なのでおまけもと思い立ち、頂いたグランドサーチも作りました。小ぶりですがコンバットアーマーと並べると、見栄えのするアクセントになります。
飾り台の上にサイドカーとともに並べてみました。
出落ちを狙って、ブッシュマンという響きから想像する映画のあの人をマジンボーンで作りました。弓とか矢を入れる筒とかを作るのは楽しくて癒されました。髪の毛はシャークボーンのものそのままです。コーラのミニチュア瓶は上野の河童橋で見つけた調味料入れです。本当は手に持たせたかったのですが、丁度良いものが見つかりませんでした。
髪の毛は可動してコクピットが見えます。
グランドサーチとサイドカーの後ろ姿。サイドカーのデカールは自衛隊機から持ってきました。
手芸用の飾り台をベースにしてみました。小洒落てて手軽でいいのですが、陶器なのでものすごく重いです。
ボックスアートのポーズを真似て正面から。に、似てない…。
後ろ姿は関節のホロがよく見えて好きです。膝のあたりはもう少しパーツで埋めてあげたい感じです。
シールドのデカールはスケールアヴィエーションのノーズアートクイーンvol.2からです。キットで指定されたマーキングと重ねるといい感じになりました。乾燥剤まで入れて保管されていたキットのデカールですが、余白の白化がひどく、他からの利用をしたほうが良かったかも知れません。でも、昭和のキットの雰囲気がある数字のデカールって、なかなか見つからないんですよね。アルプスのプリンターで作れた頃は苦労しなかったのですが…。
撮影はいつもこんな感じでやってます。ライトボックス使ったりという、オシャレな感じとは程遠いですが、写ればいいかと。(≧∇≦)